カエルアンコウの産卵について

今回はカエルアンコウの産卵についてご紹介したいと思います。

つい先日、店内のカエルアンコウのお腹がパンパンに膨らんでいたのを発見し激写しておきました。
もう卵が見えている産卵寸前の状態です。



ご覧のようにちょっと出てきちゃっています！笑
これは撮らなきゃと急いでカメラを持ってきて撮りました。


ついでに以前紹介したカエルアンコウのウンコの写真も



ウンコです。

パッと見似ていますが全然違います。カエルアンコウはしっかりしたウンコをします。健康な証拠です。

上の写真の個体、入荷時にすでに抱卵しており、
お腹パンパンで大丈夫かな〜、、、と心配していました。

写真を撮った数時間後、、



無事産卵しました。これがカエルアンコウの卵です。
見た目はところてんのような半透明のブリュブリュしたものです。人によっては、うわっ、これはちょっと気持ち悪い、、、
と思う方もいるかもしれないです。笑
入荷時から抱卵していたので、この卵は有精卵の可能性もありますね。
水槽内でオスとの求愛行動らしきものが見られない場合は無精卵であることが多いと思われます。

オーバーフロー水槽で外管の無いフロー管をお使いの方は、
念のためネットをフロー管に巻き付ける等のガードを作り、フロー管の詰まりを防止したほうが安心です。
外掛け式などをお使いの方はストレーナーにスポンジをつけましょう。


実は店内ではわりとよく産卵しています。
ですが、稚魚からの飼育はかなり難しいようで、成功例は聞いた事がありません。
いつかカエルアンコウのブリードが出回る時代が来るのでしょうか。

産卵後のカエルアンコウは卵を産むためにかなりのエネルギーを消耗し、
栄養を卵に持っていかれていることが予想されます。

ですので、産卵後のカエルアンコウにはしっかり栄養を摂ってもらいたい。
与える生き餌にしっかりと餌を与えてカエルアンコウに栄養を転嫁することが重要です。

生き餌に与える餌にビタミンを添加してあげるのも効果的です。
もちろんカエルアンコウだけでなく、ヤッコなどに与える餌にも添加することをオススメしています。


しかし！！

当店で扱っているビタミン剤、バイオビタミンは長らくメーカー欠品中、、、
なにか代用品を探さなきゃいけないかもしれません。

普段から餌に気をつかっている方も産卵後のカエルアンコウには特に気をつかってあげることが大切です。

刀称

梅雨明け

関東も梅雨が明けたようですね。
今日は朝から水槽の納品に行って来た。
暑かった〜
大きい水槽だと重いし気も使うし。
お客さんも手伝ってくれて助かりました。
ありがたい。

カワイイ写真を一つ。


テュバークレイテッド君はクマドリ君に乗っかられても動かず
カエルアンコウの赤ちゃん達の集団生活。

これから暑くなります。
しつこいようですが、水槽の温度管理はお願いします。
皆様のお体もご自愛下さい。


社長

カエルアンコウ

HPカエルアンコウの飼育を本日一部書き換えました。
なかなか文章力が弱く、読みづらいところもあると思います。m(. .)m
興味のある方は読んでみてください。
カエルアンコウの飼育


社長

マーブルマウス

現在のマーブルマウスフロッグフィッシュベビー達です。

育ってくれよ～

社長

マーブルマウスの産卵

マーブルマウスが産卵し、
しばらく様子を見ていました。
本日ハッチアウトしました。
今まで見守りつつ撮りだめをしていた写真です。

２匹の雄と思われる個体がメスを取り囲む様にしていた。

卵の拡大。

卵の親である。
雄雌仲が良い様です。
卵を隠す様に２匹寄り添っている。

だいぶカエルアンコウらしくなって来た。
親はファンニングしつつ新鮮な海水を送りつつハッチをうながしているようだ。

卵の写真。
よく見るともうほとんどカエルアンコウ。



親子です。
右下のゴマの様な赤ちゃんがわかるでしょうか。

生まれたての赤ちゃん

拡大写真
よく見ると、エスカも胸びれももうカエルアンコウです。
かわいい！！

あとはがんばって赤ちゃんを育てるのみである。
サイズは５mm
餌はブラインシュリンプとヨコエビを与えてみようか。
育ってくれる事を祈りつつがんばる！

このところ、なかなか良いニュースを上げられませんでした。
このブログを見ていただいている方達に久しぶりのニュースでした。



社長