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9月某日フリピン(セブ島)

  • 2013/10/02 21:38
  • Category:
今回はセブに行ってきました。
5年ぶりです。
漁師の採集から日本に魚が着くまでをこの目で見て来る。
パッキング等の指導をして来た。
出来る限り状態が良く店内に持って来れるか。
私たちは熱帯魚を販売し生活している。
漁師達の生活も支えていると言っても良いだろう。
では、どのようにしたら漁師達から購入する事が出来るのか。
これを突き詰めるとちゃんと魚達が状態良く日本に届かなければならないのです。
この地域はカエルアンコウを筆頭にニシキフウライやウミテング、ウミドジョウやウナギギンポのようなレアな魚。
もちろんチョウチョウオやスズメダイの類まで採集出来る。
そんな漁師達を支えることで私たちも楽しい魚達と出会えるのです。
海1
久しぶりの船着き場。

サンタロサ
久しぶりの港。
何もかもがなつかしい。

海3
漁師の船着き場はマングローブ帯にある。

漁師
一緒に行動してくれた漁師がカメラ目線で一応のポーズをとってくれた

囲いアミ1
岩に囲いアミを仕掛け、魚を追い込みつつ採集する。

囲いアミ2
逃げ場を失った魚をアミですくいとる。
囲いアミ3
見て下さい、彼のフィン。
プラバンにサンダルのようなものを取り付けたフィン。
これだけで潜っている。
オイランヨウジ
サカヅキカイメン
シライト
スターポリプ
珊瑚礁に隠れる魚を工夫して採集している。
沖縄の海に似ているな

今回はブログにて報告をさせていただきました。
セブのお話は時間が出来た時にでもHPにてご紹介致します。
kazikaホームページ旅
もちろん漁師達に私の小学生レベル?の英語と現地スタッフの通訳でいろいろな魚をリクエストしてきました。
今後は状態の良い魚達、珍しい魚達が来る事を祈る。
そうでないとクラゲに刺されつつ、漁師が上がりたいのをがんばらせたかいが無い


社長

2013.05.16インドネシア

  • 2013/05/24 16:07
  • Category:
5月16日からインドネシアに行ってきました。
今回の目的はサンゴの買い付けはもちろん、
新しいシッパーさんを巡り、
まだ見ぬ魚達を探す旅でもありました。

初日は日本から赤道を超えインドネシアはジャカルタに。

朝5時に出てホテル到着は現地午後6時くらい。
時差が2時間あります。
17日はサンゴの買い付け。
買い付けたサンゴ達です。
チャハヤバル
ハナサンゴ、トランペットコーラル、オオバナサンゴ、コエダナガレハナサンゴ等々。

チャハヤバルスポンジ
オレンジスポンジ、スポンジ各種(ブリード)等。

着色シライト
これは現地にあった着色シライトイソギンチャク。
ある意味すげーきれい

帰りは午後5時くらいだったと思います。
なにせ、ホテルからストックヤードまで車で2時間程度。

翌日、朝3時起床5時の飛行機にて移動。
ジャカルタ空港
早朝のジャカルタ空港です。
行き先はスマトラ。
インド洋に面したスマトラ島にも未知なる魚達が居るに違いない。

空港にはスマトラのシッパーさん達がお出迎え。
ここから陸路2時間の旅。
途中朝食を食べた。
カレー
カレー風味のスープご飯みたいな。

麺
ピーナッツ味の・・・
すべてが日本人の味覚に合う訳も無く、好みは別れる所。

ストックヤードに到着、ケツが痛い
ストックヤード2
インド洋の魚達がストックされている。

ストックヤード3

ネッタイミノカサゴ
赤みの濃いネッタイミノカサゴ。

目の前は海。
海2

島
沖には砂が盛り上がった島らしき場所があり、
船を出してもらい泳いでみた。
カイメン
面白そうなブルーカイメンを発見。

スズメ

チョウチョ

シラナミ
シラナミシャコガイ。
現地の人にあげた。

ここは入り江になっていて、
透明度は良くはないが魚影は濃い。
沖縄の南部の海みたい。
外洋に出ればもっとたくさんの魚達に会えると思う。
いつかまた来てみたい。
一緒に同行していた現地スタッフが船から落ち、
携帯ごと水没するなどの事もあったが、
楽しい海でもあった。

昼食。
パダン料理
魚はうまかった。

その後移動し、次なるシッパーへ。
ストックヤード
ちょっと強面のオーナーらしき人が迎えに来てくれた。
海辺のバラックみたいなストックヤード。

水槽

こちらも海辺のストックヤード。

海
こちらの湾は船着き場になっている様子。

猿
猿を飼っていた。

こちらのシッパーさんの価格が高い事!!
商談にもならない様子。
上海などに出荷しているようだ。
さすが中国バブル。

最初のシッパーさんたちが迎えに来てくれる事となり、
移動する。
船を見に行かないかとの事。
船2
シュノーケリング用の船。

船1
先の船とこの小舟で浅い海の魚を採集する様子。
その他コンプレッサー船もあり、
片道15時間かけ採集場所に行き、
現地一週間以上滞在し戻ってくるようです。
たいへんだ

こんな海もあった。
海2
なにか湘南の海を思い出す。
海を見ながらこれ。
ヤシの実
ヤシの実。

そこから空港へ。

スマトラの空港からジャカルタに戻り、
その日のうちにジャワに向かった。
ホテルには何時に付いたのだろう・・・
時間の経過がわからなくなって来ていた。
ケツも痛いし、疲れた。
ゆえに時間は正確ではないかもしれない。
正直覚えていられなくなって来ていた。

深夜到着にもかかわらず、
その時間から外出するヤツがいた。
現地エージェントのオ◯氏。
なんでも1年半ぶりに友達と会うようだ。
パワーあるな・・・

翌朝からまたシッパーの所に行かなければならない。
言うまでもなくその日は爆睡!

翌朝、ホテルから2時間程度。
もっとかかったかもしれない。
ストックヤード
水槽にはインドトマトやスパインチークイエローバンド等が泳いでいた。

池
自然の残る風景。

町

成田からジャカルタ、スマトラ、ジャワ。
イメージ的には二日間で東京→鹿児島→福岡→羽田→札幌→函館→東京
そんなイメージの弾丸ツアー。
なぜ、そんな事をしたのか。
それは、未知なる魚達を求め、
日本に輸出されていない新しいシッパーさんとの出会い。
日本は景気も悪く、他の国に魚を取られてしまう。
彼らも商売、高くたくさん買ってくれる所に販売するは当たり前。
昨今の入荷状況が悪く、なんとかしなければならないと思い行動に出た次第。

今回、インドネシアには魚の写真を持ち込んでいたのです。
たぶん、日本では未入荷の個体達ばかりだと思う。
なかには以前来ていたがここ数年来なくなっている魚もいる。
漁師さんをふまえてスマトラでもジャワでも話して来た。
この魚のヒレがこれとは違うとか、
こんな魚が捕れたら買うぞとか。
写真は現地において来てある。
あとは見つけてくれるかどうか。
未知なる魚に出会いたい。
そんな魚を輸入する事でお世話になった問屋さんやシッパーさんに恩返しもしたい。
日本のユーザーに紹介したい。
一番は自分が見たい
そんな思いです。
この努力は実らないかもしれません。
でも、何もせずしてはいられない。
今回のツアーを組んでいただいた問屋さん、
現地エージェントのオ◯氏には本当にありがとうございました。
感謝致します。


社長

2013.01.18インドネシア

  • 2013/01/27 14:54
  • Category:
1月18日、サンゴを買い付けにインドネシアはジャカルタまで行って来た。

安倍総理もいたらしいが、
そのわりには空港のセキュリティーはいつもと変わらなかったな。

私たちが到着した日はジャカルタが洪水になっていた。
なんでもダムの一部が雨量に耐えきれず決壊?
洪水
池ではなく道路です。
深い所では人の胸までもあった。
タクシーでホテルに行くも、通常の倍の時間がかかり、
移動がキツかった

インドネシアの交通手段。
三輪車
バジャイ。
初めて乗った。

馬車
馬車もある。

岡野さん
乗り合いバス。
変な顔の人が現地でお世話をしてくれている岡野さん。

普通はタクシーを使うのだが、
場所によりタクシーがつかまらない。
そんなときはこのての移動手段しか無い。
電車もあるが、いろんな意味乗るのが怖い・・・

サンゴの仕入れ。
現地まで選びに行く利点はやはり良いものだけを入手出来る。
きれいな個体、ほぼ日本に来ていない珍しい個体等。
デメリットはやはりコスト。
あと疲れる・・・
昨今のサンゴは日本で待っているだけではきれいな個体の入手が難しくなって来た。

サンゴ入荷
サンゴを選んでいる間にもインドネシア全体からぞくぞく入荷して来る。
ジャカルタはバリとは違い、インドネシア全体からサンゴや魚が集まる。
国内を移動させるだけでも許可証やコストもかかり、
バリに比べ割高になってしまう。

今回入手のサンゴの一部。
スポンジ1

サンゴ2

サンゴ1

その他にも魚も選び、帰国してきました。
2泊3日の弾丸ツアー。
次は何時行けるのだろう。
教訓、
南の国に行くときは、天候や現地の状況を確認し向かう方がよろしい。
以前にもご紹介したかと思いますが、
あの川が氾濫している・・・
恐ろしい
まあ、私たちには時期を選ぶ事は難しい。
なにせ書類の期間が決まっている、
その期間でなければ行っても買えない。
タイミング良く行けたら良いのにと思う所。


社長

2012.10.12インドネシア

  • 2012/10/17 23:58
  • Category:
12日よりインドネシアに買い付けに行ってきました。
良い個体を探し、自分の勉強の為。

今回買い付けた一部です。
買い付け1
スポンジ類の買い溜め
買い付け2
仕入れの一部です。

選び終わった所で入荷があり。
さらに買い付ける。
インドネシア方々より送られて来る。

サンゴ
きちんとパッキングされトラックで運ばれて来た。

入荷
一つ一つ丁寧に袋を開け、
水槽にうつして行く。
それを横からゲットするのです。

シッパーも考えているのか。
LED_20121017233949.jpg
先月には無かったLEDライト。
サンゴがライトによりきれいに見える事を知っている。
最初は青いプラッスチック板からメタハラになり、
今回はLED。
こうして綺麗なサンゴの価格が高くなって行くのかな・・・
実は、今回のナガレハナサンゴ類の価格の高い事!
通常の掛け率で計算すると大変な金額になる
とりあえずぎりぎりの線で販売する事にしましたが・・・
泣きたくなる。


12日の朝出て、月曜日の昼に帰って来た。
今回、私のわがままでなるべく早く帰りたいとお願いし、
強行軍でのインドネシアでした。
連れて行ってくれた問屋の社長や、
現地での面倒を見てくれた◯◯さん。
感謝です。

HP掲載も80%ほどおわり、
まだまだ掲載出来ていない個体もあります。
サンゴの咲き具合を見つつ掲載して参ります。
とりあえず、今日はギブアップ
また明日にする事とします。


社長

2012.8.30インドネシア

  • 2012/09/09 18:38
  • Category:
8月末日、インドネシアに行ってきました。
目的はサンゴの買い付け、新規シッパーの開拓。
開拓と言っても問屋さんの取引先探し。
私が出来る事は輸入したい生体のリクエスト。
今、日本のユーザーがどんな生体を欲しているのか。
これをお願いしに行ったのです。
もちろん、どんなストックをしているのかも確認する。

この所、輸入されて来る魚達はワンパターンになり、
同じ魚ばかり輸入される。
何とかならないものか。
いつも考える。
けして高い魚が欲しい訳ではない、
初入荷の魚が欲しい訳でもない。
そりゃ初入荷、見た事もない魚に出会える事はうれしい限りであるが、
過去に普通に入荷していた魚が全く来なくなったりしている。
これを何とかならないかと考えているのです。
観賞魚は選ぶ楽しみ、飼育する楽しみがある。
昨今、選ぶ楽しみがなくなって来ていると思っているのは私だけだろうか。
今回、ひいきにして頂いている問屋さんと新規取引先へと向かったのです。

サンゴの仕入れ。
1
いつものストックヤード。

2
今回買い付けたサンゴ。
3

サンゴを選び、帰ろうとした所に入荷があった。
4
こちらも選ばせていただいた。

翌日朝、空港に向かい移動する。

空港
ジャカルタの新ターミナル。
約3時間の移動である。
ストック1
一件目のシッパーのストックヤード。

Bストック1
水槽には魚もほとんど無く、寂しい感じ。
ラマダン開けなのでしょうがないとの事。
スナッハ#12442;ー
ロングフィンスナッパー。
最初はどうなるかと思っていたら1列に魚が集められていた。

池1
池にはエビ類がケースに入りストックされ、
ブラックチップシャークが泳ぐ。

サメ2
ブラックチップシャーク。

フィリター
水槽の水は布で一度濾過され、地下の濾過槽に流れる。

カエル
イロカエルアンコウ。
もちろんいただいた。

二件目のシッパー。
一件目に比べずいぶんと狭い。
2ストック1

2ストック2

2ストック3
ストックヤードは狭い、
ただ、魚の量は多かった。
しかも、今までで見たシッパーのどこより状態が良い。
水もきれいであった。
クマト#12441;リ
クマドリ君です。
2フ#12441;ラックチッフ#12442;
ここにもブラックチップシャークがいた。
床下が空洞になっている様子。
ブラックチップが悠々と泳いでいた。

飛行機の時間が迫り、
急ぎ空港に。
また3時間か・・・
そう思いながらも今回は手応えが有ったので気分も良い。
今後に期待しつつ帰りの飛行機に乗る。

レストランの水槽でこんなものを見た。
スティンク#12441;レー
リーフスティングレー。
こいつも食べるのであろうか・・・

タイラカ#12441;イ
タイラギ。
やはりタイラギの水槽だけは水がきれいであった。
さすがは2枚貝。

近くの川。
コ#12441;ミ
やはり汚い。


日本は現在不況である。
なかなか魚が買えなくなって来ている。
元気な国になり、未開の海の魚達が私たちの手に入る様がんばらなければならないと思う。

今回、私のわがままを聞いてくれた問屋の社長には感謝し、
お礼を言いたい。
元気な良い魚達に巡り会える様努力する事を思う。

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